研究所紹介

🔷所長挨拶


聖名十念 

 大本山光明寺記主禅師研究所は、平成28年4月1日、良忠上人を中心とする二祖三代の教学の顕彰と大本山光明寺の益々の隆盛、広くはお念仏の布教伝道の一助となるべく、大本山光明寺第113世・柴田哲彦大僧正台下を総裁に仰いで設立されました。

 現在、記主禅師研究所は、大本山光明寺の全面的なご支援と多くの賛助会員のご助力にあずかり、おかげさまで順調に運営を進め、着実に成果を積み重ねています。この場をお借りして、当研究所の運営にご協力をいただいている皆様方に心から御礼申し上げます。誠にありがとうございます。

 言うまでもなく良忠上人は、「報夢鈔五十余帖」と呼ばれる多数の著作を撰述されたことから記主禅師と讃えられ、二祖三代と呼ばれる浄土宗義の規範を構築されました。さらに良忠上人は、大本山光明寺をはじめ、48ともいわれる多数の寺院を建立し、あわせて、良忠門下の六派と呼称されるほど、多くの門弟の育成に努められるなど、浄土宗教団発展の堅固な礎を築き上げられました。

 また良忠上人開山の大本山光明寺は、もと関東総本山といわれ、関東における浄土宗発展の中心寺院であり、江戸時代には関東十八檀林の随一として多くの僧侶を輩出しました。同時に光明寺は、全国に広がる十夜法要の浄土宗発祥の寺院であり、今も僧俗一体の十夜法要が勤められています。

 こうした計り知れない業績を遺された良忠上人を仰ぎ、また、伝統ある大本山光明寺興隆の一翼を担うべく、当研究所においても、公開研修会の開催、『研究所紀要』の刊行、浄土宗総合学術大会における研究発表などといった従来の諸活動に加え、良忠上人に関係する研究書や啓蒙書の刊行、終戦直後に大本山光明寺において産声を上げた鎌倉アカデミアに準ずる一般の方々向けの各種講座の開催、良忠上人をはじめとする祖師方の遺跡巡拝などを積極的に企画運営し、良忠上人の教えを広め、念仏信仰のより一層の布教伝道と大本山光明寺のさらなる隆盛の一助となるべく努めて参ります。

 当ホームページの開設もその一環であり、研究所が主催する各種行事の情報発信はもとより、研究所が積み重ねてきた成果の公表に努めていく所存です。世界中の皆様方にご活用いただくと共に、皆様方から研究所への建設的なご意見・ご助言も広くお待ちしております。今後も、より一層の記主禅師研究所へのご指導・ご協力を賜りますよう、ここに謹んでお願い申し上げます。                         合掌

   をしへおく このことの葉の ゆく末を おもひわすれず われをとぶらへ

                               (良忠上人)

  令和3年1月25日

                                  記主禅師研究所所長 林田康順

🔷研究所の沿革と目的


 大本山光明寺記主禅師研究所は、浄土宗第三祖記主禅師然阿良忠上人を中心に二祖三代の顕彰とその周辺の研究に励むため、平成28年に設立されました。

 当研究所では大本山光明寺所蔵の宝物や文書の調査・整理・研究、良忠上人著作の普及、各種研究会開催等の事業を通して大本山光明寺興隆の一助に努め、その研究活動について「研究紀要」としてまとめ、研究成果として「記主研叢書」の発行をしていくことを目的としています。

🔷研究員一覧


所長 林田康順
事務局長 成田善俊 
研究員 大谷慈通、石川琢道、江島尚俊、石田一裕、大橋雄人、杉浦尋徳、吉川瑞之、林田徹順、瀬高佑晃

🔷歴代所長

 

平成28年4月~令和2年3月 長谷川昌光
令和2年4月~ 林田康順

🔷アクセス


【お車でのアクセス】

朝比奈インターを下りて鎌倉方面へ約20

参拝者駐車場をご利用ください。(無料)

【ご注意】

カーナビをご利用の場合、「光明寺」へルートを検索すると裏山へ案内される場合があります。海側が入口になりますので、目的地設定の際にご確認ください。

【公共交通機関でのアクセス】

JR横須賀線 鎌倉駅 東口下車 京浜急行バス7番のりば 小坪経由逗子駅行き10分、 光明寺前バス停下車1分。

 

 

 

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